今日の、おだし手帖

可能性に満ちた様々な「挑戦」の一年

こんにちは。おだし先生です。

今年も、いよいよ終わりですね。
去年の12月に、「おだし先生コラム」の1回目の投稿をさせていただいてから、ちょうどまる1年経過したことになります。
皆さんは、どのような1年を過ごされましたでしょうか?

弊社(かつ市)にとっては、色々な意味で「挑戦」の1年だったと思います。
コロナ禍に入って、観光客の皆様が枕崎にいらっしゃることが容易ではなくなり、枕崎やかつお節の魅力をどのように発信したらいいか悩みました。

そこで、今年はオンラインを活用したかつお節工場見学やだし引き講座を開催し、新たな発信や皆様との交流の方法を学びました。

また、おだしやお茶を使用したアジの干物の新商品「旨味ひもの。」も開発し、応援購入サイト「Makuake」で先行予約販売にも取り組みました。

オンラインに関しては様々な可能性を感じることができましたが、同時に集客の難しさも体感し、オンライン・リアルに関わらず1人1人のお客様とのコミュニケーションが大事であると再認識しました。

さて、年末年始はかつお節が一番消費される時期です。
年越しそばや、お雑煮、おせちなど沢山のおだしが様々な料理に使われています。

普段はだしを引く余裕がない方も、年末年始は一度おだしを引いてみられてはいかが?
削り節でしか味わえない、かつお節の「香り」を味わうことができますよ。

それでは、よいお年をお迎えください。