立ち姿はまるで… 町のシンボル立神岩
こんにちは。おだし先生です。
「立神岩(たてがみいわ)」は枕崎のシンボル。
雄大に広がる空と海がとても青々とし、白波が磯海岸にぶつかる景観が印象的な「火之神公園」という場所に高さ42メートルもの岩がそびえ立っています。
古事記や日本書記に登場する「海幸彦と山幸彦」にゆかりのある地でもあり、立神岩はまさに「神が立てた岩」として、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
年にほんの数日だけ、日没時に立神岩の真上に太陽が来てまるでローソクの火のようになるのですが、その時が立神岩が一番神秘的ですよ。
そのような立神岩ですが、私が個人的に一番印象的なのが…そう、形がかつお節(一本物)に似ているのです。
先端のくびれている部分などは、一本物の節の頭部のくびれにそっくりです。
こんな素敵なオブジェを神様が海に立ててくださった…枕崎の人々の「かつお節作り」は神様に定められた宿命なのかもしれません。
高さが24(ふし)メートルだったなら、さらに神秘的だったのですが(笑)。