かつお節は削る厚さでここまで変わる!
こんにちは。おだし先生です。
かつお節の薄削りと厚削り。
削り節にするときの厚さで大きな違いがあります。
薄削りは、花びらのように薄く削ったもので、お湯に入れてたった数秒から数分でさっと香り豊かで繊細なおだしを引くことができます。
一番だしを引くのに最適ですし、様々な料理のトッピングにも活用できます。
一方で厚削りは、0.2ミリ以上厚さのある削り節で、厚いものだと1ミリを超えるものもあります。
厚さがある分、数十分程度煮出す必要があり、濃厚でコクのあるおだしができます。
煮物や麺つゆ、ラーメンなど濃い味付けの料理に適しています。
同じかつお節なのに、厚さの違いだけで香りや風味がまったく異なる2種類の削り節。
機会がありましたら、そのままの味や食感、おだしの風味を比べてみてくださいね。